マルチディスプレイ

By | 2015年10月7日

公会堂でTVを電子黒板として使って見ると、そのプレゼン能力は

想像以上でした。

あらかじめ資料を作って印刷し、出席者に配布するなどという手間が

必要ないっていうのは当たり前。「何ページのどこそこを見て下さい」

なんて言う必要もないというのも当たり前。出席者の反応を見ながら

自由に資料ファイルを指し示すことができるだけではなく、必要なら、

ネットで検索し、それを追加資料として提示することさえできる。

議事録も、その場で作りながら、決定した事項を文章化して、

「この文のとおりでいいですよね?」と出席者全員に確認できる。

これも、すごい。会議の議事録を後日作れば、会議のときの

ニュアンスと微妙に違うくらいだったら、まだしもなんですが、

誰がどういう発言をしたかという記憶が飛んで、意図せずとも

捏造が混じったり、大事な事柄が欠落するおそれがあるのです。

それに、自分が議論に加わっている時間帯の議事メモが

とれないので完全に記憶に頼るしか議事録が作成出来ないって

ことになり、何日かおいてしまうと会議の正確な記録とは

程遠いものにしかならないのです。

いえ、それ以前に、議事録をまとめるって、メンドクセーの

最たるものなので、作業を一日延ばしにしているうちに、結局、

作らなかったというケースが多かったこと。っていうより、会議の

記録がないから、あとでいろいろモメるんだから、やっぱり、

議事録を作ろうということが決まって作り始めたものの、

最初の何回かは何とか作ったけれど、そのうち、作らないのが

常態化してしまいました。だって、何人かが交代で作るのなら、

まだ、できたかも知れませんが、結局、作るのは私だけの

仕事になるんですもの。

町内会の会議で「あのとき、○○と決めただろうが!」となるケースは

非常に稀なのですが、その稀なことが起きる事態というのは、

ある意味深刻な状況が背景にあるときで、やっぱり、ちゃんとした

記録があるに越したことはないのです。だから、その場で

作ることを当たり前にすれば、常に議事録を作成することは

容易だし、会議の内容を全員で確認できるという意味でも

非常に有用だということがわかりました。

電子黒板が、予想を超えて便利だということは、よーく、わかりましたが、

画面を指し示す場合、通常のレーザーポインターは使えません。

ディスプレイ自体が発光してるわけですから、そこに光を当てても

役に立ちません。そこはそれ、ちゃんと、マウスポインターを

レーザーポインター代わりに使えるようなフリーソフトがありました。

いろいろあるようですが、とりあえず、Kokomite を使ってみようと

思ってます。他にも画面の拡大縮小ができたり、注釈を書き入れたり

できるプレゼン用のソフトが取り揃えられているようですが、

実際に使いながら、おいおいと取り入れるかどうかを考えたいと

思います。

長机の上に載せただけでは、後ろの席の人には見えづらいので、

本格的に使っていくには、天井から吊り下げなければなりません。

オーロラというそれ専用の金具があるんですね。5万円ぐらいで

入手できそうなので、早めに取り付けて、町内の人たちと

ローマの休日を一日も早く鑑賞したいものです。

さて、このようにマルチディスプレイの便利さと使い方が

わかったので、ふだん、ほとんど利用しない外部ディスプレイの

活用ということで、我がコクピットにも導入してみました。

いやあ、便利ですねぇ。それに、使って見てわかったのですが、

メインのディスプレイでTVを見てるときにも、もうひとつのディスプレイを

使って作業ができるんですね。

左右のディスプレイを入れ替えたり、メインを切り替えたり、だんだんと、

テクニックも身についてきているので、使い倒していこうと思ってます。

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日本語で書いてね。外国語わかんない。