人生最悪の雪道運転

By | 2015年1月20日

元旦に孫をスキーに連れて行き、人生第二回目のカマクラ作りをいたしました。

意外と、でっかいでしょ?スコップ二本持ち込んで、それでも足らないのでスキー場の人に

ママダンプ借りて、主に婿殿が、がんばってくれたので立派なカマクラができました。

遊んで済んで、カマクラが中古物件になると同時に近くにいた親子連れに即売でした。

長男の孫は、ソリ遊びに、すぐ飽きて雪合戦だのカマクラ作りだのに夢中でしたが、

上の写真の次男坊は、親から呼ばれると仕方なくカマクラ遊びに付き合ってましたが、

一段落すると一種のアスリート的なひたむきさを見せてソリ遊びに帰って行きました。

転んでも転んでも、何度も登っては滑り降り、とうとう最後にはコケずに滑ることができるように

なったので立派なものです←ジジバカ

ネライ通り、元旦のゲレンデは、ほぼ、貸し切り状態でした。スキーフリークしてたころ、

成人式の日と元旦は、すいていることを知っていたのですが、さすがに元旦にスキーに

出かける許可は下りなかったので、今回、初めて実証できたのでした。天気予報の関係で、

2日には荒れるということもあって元旦にしたのですが(婿の都合で、元旦か2日の二択のみ)

帰りを早めにしたつもりでも、雪が降り始めて、道の境界はわからないわ、ワイパーに

雪が溜まって拭き取れないわで、生涯でも最悪の雪道運転になりました。hana ちゃんの

フロントウィンドゥは、ほぼ、垂直なので、降った雪がまともに全部着雪してしまうので、

大変なことになるというのを初めて実体験しました。

とにかく、高速が閉鎖になってしまったら、帰宅に10時間とか、平気でかかってしまうので、

しょっちゅう停車しては、フロントウィンドゥにウォッシャー液の原液をかけて視界確保に努めて

道から落ちないように必死に運転しました。娘が助手席から話しかけてくるのですが、

「スマン。今、受け答えする余裕がない…」と断って、フロントウィンドゥのわずかに

見える箇所から、ホワイトアウトした光景の中、必死で、どこが道なのかを探り出して、

そろそろと車を進めました。なんとか、国道に出たら、電信柱の列が目安になったので、

かなり運転はラクになりました。これで、高速に入ったら、さらにラクになるはず…と、

やっと、インターに着いたら、ETCゲートが不具合で動作してないようで、通行券を

手渡されました。

導入路から本線に入ったハズなのに、いつまでも導入路みたいで、本線は二車線の

真ん中にひとつだけ、他車のわだちの跡らしきものが見えました。つまり、高速に入っても、

どこまでが道なのか判別しにくい状況は続いたのです。ただ、一般道に比べると

両側のガードレールが目印になることと、二車線分ですから道が広いし、対向車は

ないハズという点で、少しはラクに運転できました。さらにラクに運転できないかと

中央線のガードレールに立ててある反射板の列を目印にしようと思いっきり中央寄りに

運転したのが間違いでした。雪溜まりにタイヤをとられたのか、右のサイドミラーを反射板に

ぶつけてしまいました。あとで気がついたのですが、このとき、サイドミラー内のミラーが

脱落してしまって、後続車が、まるで見えなくなってました。運転に慣れた大型トラックが

予告なく隣に並んだと思ったら追い越していくので、恐怖でした。左のサイドミラーは、

サイドミラーそのものが見えないくらいに視界は最悪なので、ほとんど役に立ちません。

とにかく、ずいぶんと走ったつもりでも、数㎞ しか進んでいなかったりして、そのうち、

トンネルが増えてホッと一息つける場面も増え、フロントウィンドウも最高温度にした

デフロスターでぬくもってきて、ようやく雪も融けやすくなり、ついに、雪道高速を脱することが

できたときには、深く安堵しました。

帰宅してから調べたら、私が通過した直後ぐらいに米子道は全線閉鎖されたようでした。

4 thoughts on “人生最悪の雪道運転

  1. SEAWorks

    去年南相馬から柏崎に帰るときに降雪に見舞われまして、氷点下の中の
    雪道に苦労しました。
    なにせ、デフォッガー全開でも降ってくる雪がまったく解けず、ワイパーも
    凍って効かなくなっちゃうしで視界ゼロ。
    今年は素直にウインターブレードを買いました(笑)

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  2. 何処吹く風 Post author

    ワイパーブレードに着雪して、それが氷の塊になるので、つららで
    窓をぬぐってる感じになり、まったく、フロントガラスの着雪が取れないんですよね。
    それに乗用車なら角度があるので、風で雪がときどき飛んでいってくれたり
    するんですけど、それもなし。でも、ボンネットがありませんから、巨大な雪玉が
    飛んでくることもありませんでしたが。
    降雪時にhana ちゃんがどうなるかなんて考えてみたこともないので、当然、
    何の対策もとれていませんでした。
    トンネルに入ったときに、最高速でワイパーを動かして、雪をぬぐうというよりも、
    たたき落として、少しずつ視界が確保できて助かりました。
    しかし、本格的な吹雪だと、ウインターブレードでも、それを動かすだけの
    力がワイパーモーターに残るんだろうかって思いました。でも、吹雪なら、
    いくらフロントガラス自体の視界が確保できても、その先が視界ゼロなんで、
    ダメですよね。
    高速閉鎖で、信州から帰宅するのに、30時間かかった経験が昔あるので、
    とにかく、中国道まで出なければと必死でしたが、そのあと、岡山道も閉鎖に
    なったようです。
    車線変更するときに、運転席横の窓をあけて目視確認しなければならないのが
    わずらわしかったです。
    いや、久々に雪道ナメたらアカンぜよって思いました。

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  3. まのじ

    お孫さん、りりしい〜〜〜!と喜んだのもつかの間、
    むちゃくちゃ肩が凝りました、恐怖の雪道ドライブで。
    hanaちゃん、新年から、お手柄でしたね。
    あ? お手柄なのは、風おじーさんか。

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  4. 何処吹く風 Post author

    すべては、雪道を甘く見た、おいらの失敗です。
    ただし、どのように備えればいいのか、まだ、方針が立ってません。
    雪道運転だけはなく、厳寒期の車中泊において、どのように暖房するか
    という問題も残りました。FFヒーターを動作させれば車内温度は
    快適になるのですが、異常乾燥してしまいます。
    市販の加湿器で対応するか自作するか、そのあたりの方針も
    立ってません。早ければ、再来年の真冬の北海道乗り込み計画実行前に
    いろいろと試行錯誤しなければなりませんが、路上遭難を避けるためには
    しっかりとした基礎的な調査が必要だと今回肝に銘じました。

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