4 thoughts on “もぐらのぶっち

  1. まのじ

    驚きました!
    第4話、今のところ、どんな風に展開するのか見当つかない〜。
    純文学方面か、童話か、ピカレスクか?
    まずは、ピンクの軍手にやられました。
    そもそも昔って、どのくらい昔なんだろう。

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  2. 何処吹く風 Post author

    今回、連載するにあたって、三十五歳という設定に直してますが、
    原文では、ぶっちが三十七歳という設定だったので、たぶん、そのころでしょう。
    瀬戸大橋という語も出てきてましたが、ほかの言葉に置き換えました。
    瀬戸大橋が完成したとき、私は三十五歳でしたから、その面でも符合します。

    けっこう、何度も小説を書きかけては、途中でやめてるのですが、
    書いてるときは、自分も読者なわけです。ところが、ある程度、書き進むと
    結末がわかってしまいます。そうなると、とたんにヤル気が失せるんですね。
    さっき読んだばかりの本を、もう一度読みたいなんて思いませんものね。

    もぐらのぶっちは、珍しく最後まで書いて印刷し冊子にしたものです。
    女房の同僚は「不倫願望?」という感想だったようです。
    うちの家族の間では、私が書いたマージャン教本が伝説となっていて、
    まえがき部分にあった、20袋の砂糖と20袋の塩、砂糖と塩が等量
    混ざった40袋が出てくる逸話部分が特に「わけがわからん」かったと
    語り継がれています。先日、次女が婿殿を連れてきたときにも、
    どこかにあったはずと、探したけれど見つかりませんでした。

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  3. まのじ

    次々と鮮やかに山場が展開、とても自然にMr.ぶっちと旅してます。
    細部のリアルが、映画のように利いてますね。
    いい感じ!
    俗と一線ある二人、どうなるのかしら…。

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  4. 何処吹く風 Post author

    》どうなるのかしら…。

     と思ったら、終わってしまいましたね。原作から離れてパラレルワールドに
     突入してからというもの、たとえば、青い谷に帰った、ぶっちが水中トンネル
     建設の陣頭指揮をとる…な~んて方向が頭をかすめて、実際に、そっちへ
     行きかけて、その工事には、3年くらいかかって、その間に、ウワサの彼女は
     結婚したと風の便りに聞くし、ぶっちの家庭は結局崩壊するし…という展開に
     なっていくのですけど、伝書鳩もいて、野ネズミ郵便もあるのに、ぶっちが、
     青い谷に帰るまで、新発見したルートを知らせないままというのも、ヘンだろう
     とか、「ただの元サラリーマン」が、村が始まって以来という建設大工事の
     指揮を執るというのも、ちょっとなあ…とか、考えたら、終わっちゃいました。

    というわけで、今日から、新番組です。エロい題材を扱いますが、エロ小説では
    ありません。しかし、中断された原作に少し筆を加えながら連載するつもりなので、
    今度こそ、どこでどうパラレルワールドに入り込むやも知れず、果たして完結まで
    たどりつけるのか?と、別の意味でドキドキです。でも、わずか、12歳で
    「殺人ピエロの孤島同窓会 」を書き上げた水田美意子を思えば(読んだことはない)
    50歳も年上の私だって、がんばらなきゃ。

    なお、「生えちゃったの」の原作は、遅くとも、1997年には書かれていたようです。

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