Microsoft の不正利用ドメイン制御による誤爆で、アドレス変更を余儀なくされて
1日経ちました。元となる情報も少なかったのですが、その後の続報がなく、
今後の予測が立ちません。(英語が読めれば、情報収集は進むのだろうけど)
しかし、No-IP が、Microsoft に完全に握られてしまった以上、これまでのような
利用を継続できるように復旧できるかもと期待するのは、甘すぎるでしょう。
他の無料DDNS に乗り換えるという手も当然考えましたが、なにしろ、情報が
少ないことがネックになっていて、No-IP 以外の無料DDNS にも、Microsoft の
アフォが、手を出したかどうかさえ、はっきりとわからない状況です。まして、
今後、次々と魔手をのばすのかどうかなんて、まったく、わかりません。
さて、今回被ったことについて、ここで解説を加えるかどうかは迷うところですが、
簡単に言えば、固定IPアドレスを持たず、ドメインも持っていない自鯖の持ち主は
DDNS 無しでは、サイトを広く公開することは不可能なのです。私が登録していた
No-IP という DDNS をサイバー犯罪集団に利用させたまま必要な措置を
とっていないと、Microsoft が仮差止命令を米ネバダ州の裁判所に申し立て、
6月26日に申し立てが認められたので、悪意あるトラフィックの遮断に乗りだし
ました。ところが、Microsoft Azure の能力を過大評価したのが原因なのか
どうか、わからないけれども、悪意あるトラフィックだけではなく、はるかに多い
正規なドメインへのリクエストも遮断してしまいました。その結果、私が取得
運用してるサブドメインすべても、利用できなくなったのです。
とまあ、説明したものの、大多数の人は、何のこっちゃってことでしょうけど、
巻き込まれた私にとっては、たとえば、7月1日まで使ってた電話番号が、
突然使えなくなったようなもので、7月2日から、違う電話番号に変えて
使ってるのだけれど、新しい電話番号になったことを伝えることが
できなかった人は、私に電話がかけられなくなってしまいます。
このブログを開設して3ヶ月を経過して、やっと、「土嚢袋の結び方」とか
「ウエルカムボード 脚」とかの検索語で訪れてくれる方が増えだしたところ
なのに、また、ゼロからのスタートになります。これが、今回、いちばん
ツライところかな。昨日は、ブログ内の画像へのリンクがすべて切れて、
途方に暮れましたが、さいわい、SEARCH REPLACE DB というツールが
あったので、簡単に一括変換できたのですけど、これがなかったら、
大変な作業になるところでした。
今度は、有料のDDNSに移ったわけですけど、Windows上からは、DiCE での
更新ができないので、Linux上からできるかどうか試してみなければならない
といった作業が残ります。
ん?自前のDNSを立てて、dokolife.serveblog.net 登録したら、どうなるの?
いやあ、ついに風さん、さいばー攻撃とやらにあったとばい、
と考えていたら、当たらずと言えど遠からず?
しばらくは「サーバーが見つかりません」という表示が出ても
ビックリしないようにしようっと。
まのじ姉さん
いやあ、全然当たっとらんとですばい。
この先は宇宙語でしか説明できまっしぇん。。。
現在は、復旧してるようですね。ログを見ると、14:00~15:00 には、完全に
戻った感じ。今朝の早い時間とか、午前中にも、1~2度 dokolife.serveblog.net に
繋がってたみたいなので、復旧作業はしてたのかな?
今回の騒ぎは、サイバー上の犯罪者に、Microsoft という名前の警察官気取りの
おっさんが、銃をぶっぱなしてくれたんですけど、このおっさん、おそろしく射撃が
下手なくせに、すっげー銃弾が出る鉄砲持ってて、流れ弾が、おいらのところまで
飛んできて当たったということです。ですから、「遠かったけど当たった」ということに
なりますね。
今後ですけど、当面は、dokolife.net と、dokolife.serveblog.net の
両方のアドレスで行こうと思います。検索などで、dokolife.serveblog.net を
訪れる人が、じゅうぶんに減った時点で、dokolife.net に一本化することを
検討してみます。要するに住所をふたつ持つということなんですが、現実社会でも
引っ越し前の住所に届いた手紙を新住所に転送してもらいますよね。あの感じ。
でも、郵便局員が、Microsoft という名前のおっさんなので、いつまで、それが続くか…