毎年、梅雨シーズン頃から、女房はダニ被害に遭います。
しかし、ダニ被害なのか、どうなのか、ハッキリとは確信できませんでした。
刺すダニとしては、イエダニぐらいしか思いあたらず、イエダニだとすると
どこからくるのか、吸血後の大きくなったイエダニを一度も発見できない
というのも、不思議でした。マダニは、環境的に可能性が低いと考えられます。
イチバン、不思議なのは、女房のみ被害に遭って、私は、まったく被害に
遭わない点でした。
今年、網戸のスキマから侵入してくるのかもと、一階居間を網戸にするたびに
アースジェットを散布するようにしたのです。すると、女房にダニ被害がなく、
これが、効を奏したのだと思って、欠かさず散布してました。
にも、関わらず、またしても、女房にダニ被害が出ました。単に例年より、
被害発生が遅れただけで、アースジェット散布との関連性は偶然によるもの
だったのかも知れないと考えて、それじゃ、何?と真剣に調べてみました。
そしてついに、ツメダニが原因だったと特定しました。ツメダニの存在さえ
知らなかったのですが、家の中のチリダニなどを捕食するダニで、6~9月しか
活動しないという生態と刺されたときの症状が、ぴったりと一致するのです。
毎年、この時期に燻蒸剤でダニ退治するし、天日干しや、フトン乾燥機で
対策をとってきたつもりでしたが、そもそも、殺虫剤での駆除は、大変に
難しく、フトン乾燥機の使い方も、もっと、効果的な方法があることなどを
知りました。
フトンの上下をアルミ保温シートでサンドイッチすることで、熱を逃すことなく、
ダニが死ぬ温度(50°以上)にできるのと、ダニ自体が逃げるのも防ぐことが
できて、フトン乾燥機効果が格段にあがるというのです。そして、これが、
肝心な点ですが、我が家には、未使用のアルミレジャーマットが、4枚
あります。このマットは、先代のキャンピングカー用に買ったものの、
キャンピングカーを買い換えたために、出番を失ったまま、ずーっと、
ガレージで待機してたのです。
さて、話は戻って、ツメダニを駆除するために、フトン干しや掃除などの
基本的な対策とともに、強力な手を打つことにしました。
ダニ捕りロボ~!ゴキブリホイホイならぬ、ダニ捕りホイホイですが、通常の
ものは、粘着シートで捕獲するという方式なんですが、ダニは、1mmの
半分くらいという小さいものなので、誘因材でダニを集めても逃げ出して
しまうという欠点があるんだそうです。ところが、このダニ捕りロボは、
ダニを乾燥させて干からびさせてしまうので、殺ダニ率100%だそうです。
しかも、効果が3ヶ月くらい持続するので、今年は、秋までずっと、使いっぱなしで
良さそうです。来年は、5月下旬に、詰め替えセットを買って、中身だけ
取り替えたものを秋頃までフトンや座椅子の下にセットしておけばいいという
ことになります。
最後に、
↑↑↑は、顔ダニ。
大規模な調査で、成人の97%に寄生してたっていう報告があったようで、
無菌の赤ちゃんには、寄生してないけど、ほおずりなどで感染しちゃうらしく
ほぼ、100%の人に寄生していると考えたほうがいいみたい )°O°(
人だけじゃなく、ほとんどすべてのほ乳類に、それぞれ特有の種が寄生していて
少なくとも五千種以上の種が存在すると言います。
駆除は、簡単じゃなさそうだけど、毛包(毛根を包む組織)の脂肪分を食べて
ニキビなどの肌トラブルをおさえたり、皮膚常在菌のバランスを取って、皮膚の
健康を保つ働きもあるそうなので、顔にステロイド剤などを塗って異常繁殖させて
しまったりしない限り、知らなかったことにするのが、平和なようです。
)°O°(
はいはいはい。
布団乾燥機に、ダニとりマットは、大前提条件ですね!
良き主婦の素質あるなあ。
正義のアルミレンジャー、風夫人を救い出せるか!?
不思議なのは、なんで風さんが被害にあわないかということです。
・・・美味しくない?
顔ダニは、美容方面では有名なのですが、乳酸菌の流行で、
人体に有益な常在菌がガンバってくれることが分かったみたいっすよ。
(↑すごいアバウトな理解。でもいいの、これで心の平安が保てれば。)
今日は、若者たち2014 に泣かされずに済んだ…と、思ったら、終了4分前くらいに
不意を突かれて泣いてしまいました。でも、片目じわり程度だもんね。
乳酸菌や常在菌、中山美穂の前のダンナあたりまで範囲を広げて検索したけど、
結局、調べれば調べるほどわかんなくなりました。恐るべし美容方面。
これを理解しなければ到達できないのなら、良き主婦への道は果てしなく遠い…