雨水タンク設置

By | 2019年10月16日

いつか、自作しようと思いながらも十年以上手つかずだった

雨水タンクですが、岡山市の助成制度があることを知って、

設置することにしました。

↑↑↑ 設置予定場所です。目的は、坪畑の灌漑用です。

↑↑↑ 流しの脚を立てる位置にブロックを置こうと地面を

掘り下げたら、花崗岩の石柱を掘り当ててしまいました。

雨水タンクの設置工事って、平坦地であれば、ものの

数時間もあればできちゃうものなんでしょうけど、

一部傾斜してるところがあるし、そもそも、タンクの幅に

対して設置場所の幅が足りないので、場外にブロックを

積んで拡げてやらねばならなかったり、流しの排水を

どうするかという問題も解決しなければならなかったりで、

けっこう、一所懸命作業して、3日かかりました。

集水継手は、雨水タンクの心臓部とも呼ぶべき部品です。

雨を集めてタンクに取り込み、タンクが満タンになると

タンクへの注水を止めて、そのまま雨樋に流すという

役割を担っています。築年数が40年を超えているので、

雨樋が老朽化しているので、不用意に切断しようとすると

割れてしまうかも知れないので、施工手順書のように

上下2カ所だけを切断するのではなくて、練習の意味も

含めて、試しに中間地点を切断しました。電動ノコを

使ってみると、案の定、切断面に小さな割れが生じました。

結局、大部分を切断砥石で切断し、残りを可能な限り金属用の

刃を取り付けたジグソーを使って切断。最後の最後に残った部分を

片刃ノコで切るのが、最も安全かつ容易に切断できることが

わかりました。

ところで、前にも書いたことがあったような気がしますが、

電動ドリルに切断砥石を取り付けて切断するのは御法度です。

どうしても、やってはならないことをやるなら、砥石の回転面

方向に身を置かないようにしなければなりません。砥石が割れて

破片が飛んでくるのが一番危険だからです。しかし、雨樋切断の

作業において身体を安全な位置に置くことは、ほぼ不可能です。

大っ嫌いな金属加工の場合は切り屑も危険物です。だから、

ゴーグルは欠かすことができないし、丈夫な面の作業着を

着用することも必須ですが、そんな小手先ではない抜本的な対策として

さほど高価でもないし、ハンディ電動グラインダーを買おうかなあ。

切るところを間違えて失敗しちゃいました。上の雨樋の端っこは

集水継手の上の縁よりも下になっていないといけません。

仕方がないので ↑↑↑ の十字架をステンレスで作って

集水継手の上っかわに ↑↑↑ のように置きます。

リフォーム縦継手(税込み253円)を足してやって事なきを得ました。

流しの排水は、

雨水枡の蓋を持ち上げるために手を差し込む穴を利用することにしました。

一斗缶を切断して、

底に雨水枡に流すための穴を開けます。

流しの排水は、丸印のあたりに落ちますから、矢印方向に流れて

雨水枡に流れ込ませるという考えです。缶は錆防止のために分厚く

塗装しました。Zウォールの空き缶をいまだに捨てないで持っていたり

するから、物が増える一方になるんですが、今回は役立ちました。

完成です。

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