腕時計紛失 ort

By | 2023年1月9日

自鯖 FTP に、どうしても外部から接続できないという問題を

抱えたまま越年してしまい、少々の精神力チャージでは、

再起できにくくなっております。

そんな中、昨日のことですが、40年以上使ってきた腕時計が

行方不明になっていることが判明しました。この時計は

婚約時代に女房から贈られたプレゼントで、毎日、毎日、

身につけていました。

私は手首が細いので金属製のバンドは使いづらく、ずっと

皮バンドでした。ある程度使用すると交換が必要になり

昨年の10月末にも交換しました。ところが、何日も使わないうちに

腕に巻いた時計がポトリと落下しました。

落とした場所が屋根の上で音もしたし、抜け落ちたバネ棒も

すぐに見つかりました。40年以上使ってきて、こんなことは

初めてだったので、多少の怒りも持ちながらバンドを購入

交換してもらった岡山高島屋の時計売り場に出向かねばと

思いつつも、なかなか機会がなくて、結局、11月末になって

しまいました。

私は、バンドが外れたのは ラグ幅に対して短いバネ棒を

使用したためと思い込んでいましたが、今、考えると他の

原因があったのかも知れません。

時計売り場のお姉さんの言うことには、バネ棒はお客様が

使用していたものをそのまま使用するので、サイズが違った

ために、そのようなことが起きることはないとのことでしたが、

じゃあ、なぜ、起きたかの説明はありません。

ただ、抜け落ちたバネ棒は、いかにも華奢で三段になっていて

ラグ幅の適用範囲が広そうな汎用タイプに見えたので

不信感が一杯だった私は、とにかく適正なバネ棒に交換してくれの

一点張りでした。

私の圧力に負けたのか、お姉さんはバネ棒が100本以上入った

パーツストッカーを引っ張り出して交換に取りかかりました。

作業している目の前に座り込んで私が、ずっと見張っていたので

やりにくいったらありゃしない状態だったと思いますが、ピンセットで

数あるバネ棒の中から時計にあてがっては、また、取り替えるを

延々と繰り返します。見ているほうからすると、あぶなっかしい

というか、安心できないので見ているというよりもニラミつけてる

感じでしょうか。

十数分経って「終わりました」と差し出すのですが、いやいや、

片側だけじゃなくて両方替えてよと言いました。それまでに、

交換はお客様の負担になりますと言うので金を出すなら口も

出さしてもらったのです。

そしてまた、あてがっては、取り替えるを繰り返して、もう一方の

交換も終えたので、「いくら?」と聞くと「今回は、ご迷惑をおかけ

したことですし、お代は結構です」と答えるので、「あ、そう」と

売り場をあとにしました。

10月に時計のバンドを替えるまでは、朝起きたら時計をして

夜寝る前とか風呂に入る前に外すという日中は常に腕時計を

するという習慣でしたが、バネ棒を替えるまでの一ヶ月間も

時計をしない日々が続くと、時計を毎日するという習慣が

あやふやになり、コロナの影響で外出自体が減っていることも

あって、時計をしないのが当たり前というふうになってきて

週に一度するかしないかという状態になってしまいました。

それでも、ふれあいセンターの廊下を使っての歩く練習では

5分間歩行 → 強度を増した歩行 → 整理運動を兼ねた歩行と

10分間のプログラムで 1サイクルと決めて行うので腕時計が

あったほうが都合がよく、年末の筋トレの日には時計をして

トレーニングに出かけました。年末年始はトレーニングを休んで

いたし外出もなかったので時計をする機会がずっとありませんでした。

たまたま、昨日、女房が書道の総会で司会をするというので

文字盤が大きい私の時計のほうが都合がいいんじゃない?と

渡そうとしたところで紛失に気づいたのでした。

ここからは、想像ですが時計のバンドが外れた原因はバネ棒以外に

あって、10月に落ちたのと同じ理由で落としてしまい、今回は

時計が落ちたことに気づきにくい状況、あるいは場所だったので

紛失したのではないかと思っています。

ふれあいセンターや、そのあと寄った飲食店など思いつく場所には

電話で問い合わせたのですが、いずれも届けがないとのことで

あきらめるしかなさそうです。

しかし、なくしたから次の時計を買わねばならぬということでもないのは

この2ヶ月間を見れば一目瞭然。必要ならスマホを見ればいいし、

いたるところに時計はあって、ふれあいセンターの歩行練習をする

廊下にも時計があります。

思いついて父の遺品の中から時計を一個、見つけたので気が向いたら

岡山高島屋で電池交換しようかな。

2 thoughts on “腕時計紛失 ort

  1. Shunpa

    私も退職後は時間に追われることはなくなり、時間はどこでも知ることが出来るので腕時計は殆どしたことが有りません。現役時代は40年くらい前に父からもらった腕時計を使っていましたが、今では形見となって引き出しの中に電池切れで止まっています。

    自分の番になった時は息子に引き継ぎたいと思いますが、高級なものではないので息子たちは「いらない」と言いそうです。

    Reply
  2. 何処吹く風 Post author

    そうなんですよ。

    今、若い人って腕時計してるのを見かけるほうが

    少なくなりました。たまに見かけるとしたら、

    G-SHOCK とか。

    我々の世代って、腕時計を身につけるだけではなくて

    しょっちゅう時間を見てましたよね。

    十年前のことですが、世代ギャップを強く感じた

    できごとがありました。若い人が会う約束をしてるのを

    横で見ていたら、時間も場所も決めないんですよ。

    だいたい、その時間帯になれば、今、どこ?と尋ねて、

    どこで合流すればいいかを連絡取り合えばいいから

    なんですね。このあたりの空気がわからなくて

    一度、声を荒げてしまったことがありましたが、

    あとで、すぐにスマホ世代の約束のありかたなんだなあと

    気づかされてしまいました。

    だって、遅くとも22時頃には合流するのかなと思ってたのが

    結局、日付が変わった 1時頃ですよ。だったら、あとで会いましょう

    なんて言うなよって思ったんですもの。時間感覚よりも

    体力差もありました。

    Reply

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