コロナ禍で、すっかり遠出が減っていて、高速道路情報の脳内更新ができて
いませんでした。2018年に神戸JCT は、T字路から十字路に生まれ
変わったのですが、利用する回数が減った上に前回から間隔があいて
この JCT の通過方法を忘れてしまってました。
今年の2月に大阪に行ったときには、一般道から姫路バイパス、第二神明道路を
経て阪神高速に乗るというコスパが高いコースを使いました。今回は、到着時間を
30分早めたいという希望だったのと、一般道を使って超ノロノロ運転の
枯葉マーク前行車に塞がれて到着予定時間の遅延が心配になり、イライラする
リスクを避けたいという女房の希望で山陽道コースを選びました。
山陽道コースならナビまかせでいいだろうという思い込みがありました。
三木小野SAで昼食用のパンを買って順調に神戸JCT を通過しているときに
「乗り間違えた方は川西インターで申し出てください」といった看板を
見かけて、女房と「間違える人、いるんだー」と笑い合っていました。
しかし、その嘲笑は我と我が身にハネ返ることに。
走ってる道路が中国道じゃなくて新名神高速道路であることに気づいて、
(4年経っても真新しく広々と気持ち良さげな道路なので、1970年代に
誕生した中国自動車道とは、まるで違うのです)まさに、私たちが
川西インターで申し出なければならない立場に陥っていると知ったのです。
川西インターってどこ?ってナビを見ると 何と!沈黙中!
2017年に購入したジンちゃんのナビは神戸JCT - 高槻JCT 間の新名神の
存在自体を知らなかったのです。このまま、高槻JCT を回ったのでは、
絶対に集合時間に間に合いません。とにかく、高速をUターンするしか
ありません。ナビは何も教えてくれないっていうか何も知らないので
高速の標識から情報を得るしかなく、宝塚北サービスエリアのETC出口!
これだ!とにかく、宝塚北SAで情報を得てから上りのETC出口から出て
下りのETC入口から入ればいい!とSAへ進入すると「駐車場に入ると
ETC出口から出ることができません」構造になってます!
……出るしかない。高速道路の下をくぐり抜けて反対側の下りSAに回る道を
直感に従ってしばらく走っても、くぐり抜ける道がありません。
これはいけないとスマホの Google マップを開いてみると、何と!宝塚北SAは、
上りと下りのSAが併設構造でした!(句点ではなく感嘆符の使用がやたらと
多くて恐縮ですが、現場での感覚は、いちいち、!!! の感覚でした。)
無事、再び、神戸JCT に向かって戻り始めたのですが、さらなる追い打ちが!
ナビは、中国道の通行止めを知らないのではないか?知らずに案内していた?
という疑問が猛然と湧き起こり、女房に「中国道の通行止めについての情報を
スマホで調べて!」と頼みました。「えっ?えっ?えっ?」と言いながら、
女房が出した情報は「宝塚ICから先」でした。
今度は、私が、「えっ?えっ?えっ?」。「じゃあ、西宮山口東ICは、
西宮名塩SAから、何km?」スマホでの検索をあきらめて、女房は地図から
「約2km」と答えました。しかし、西宮名塩SAから2km以上走っても
ありません。そのうち、何と!宝塚ICを過ぎてしまいました。
通行止めじゃない!
実は現在中国道は通行止め中というのは、完全に私の思い込みによる誤情報でした。
↑↑↑ が正しい通行止めと車線規制に関する交通規制の内容だったのです。
さらに、ナビが選んだコースは、池田ICで降りて、阪神高速11号池田線に
乗るというもので、この経路に関する知識が私にはまったくありませんでした。
会場には、11時半までには到着しなければならなかったのですが、11時
20分に着きました。セーフ!
冷や汗、脂汗、その他、いろんなイヤなものが吹き出した私ですが、大阪でも
時折、存在する無料駐車場付きコンビニでトイレを済ませ、
ガード横のほどよい停車スペースを見つけてコーヒーを淹れ、三木小野SAで
買った三田屋コロッケバーガーにかぶりつきました。
ナビの地図が古くなると新しい道路が反映されていないので、私は年会費3960円払ってマップファンプレミアムに会員登録して毎年更新しています。3960円で2台のナビの地図が更新できるのでまあ良いかと。
また、車載のナビでは検索して出ない場所も多いので、7”のタブレットをサブのナビとして併用しています。
カーナビ選びには、地図更新コストを重要なファクターとして
考えねばなりませんでしたね。ETC2.0対応 ということで
選んで、確かにVICSとは格段の差の細やかな道路情報を
提供してくれるんですが、HDDナビなので、地図更新コストは
死ぬほど高かったと思いますね。ただし、最初の一回だけは
お得料金だったような……確かめてみよーっと。
でも、その前に中国道の終日通行止め規制が経路検索に
反映されるかどうかだけは、確かめておかねば。
せっかく転んだのですから、タダで起きるのはもったいない。
マップファンプレミアムのマップツールには、興味が湧きます。
ついでに、新しい道ができたら自分で更新できるような
地図書きソフトができたらいいのにな。
とにかく、コロナが終わったら最新地図に更新しなければ
なりません。そうしておけば、その後2年間は無料で
高速有料道路データや著名な施設データを書き換えることが
できるようです。2020年にこの書き換えサービスを使っていたら
今回の間違いはなかったわけですが、あとの祭り……トホホ……