いやあ、悩みに悩みました。
そして、刀折れ、矢尽きました。
で、とうとう、CentOS 8 をあきらめて、CentOS 7 に
戻ることにしました。
十二個だったかな?それとも十三個?フリーの掲示板スクリプトを
片っ端から、インストールして見ましたが、やれ、 Cookie が
無効とか、二重投稿だとか、投稿自体ができないだとか、
さまざまなエラーが出まくりました。
なんとか、インストールできて、ちゃんと動作したのは
phpBB だけでした。海外では、よく見るタイプです。
投稿されたものを利用することは、慣れれば、さほど
難しくないですが、自分でフォーラムを作成したり、
投稿したりするとなると、かなり骨が折れそうでした。
一番は、言葉の壁です。もちろん、最近の翻訳能力は
高いので、google 翻訳されたユーザーガイド を読めば
ほとんどのことについて知ることはできます。
試行錯誤していけば、ほどほどの使いこなしは
できるようになるとは思います。ですから、将来的には
導入してみようとは思いますが、今じゃない。
今は、KENT-WEB にあるようなポピュラーな掲示板を
使いたい。となると、CentOS 8 でやろうとするば、
Image::Magick モジュールの問題だけではなく、次から
次へと問題が発生することは避けられません。
その問題解決を自力でできるならいいのです。Perl でも、
PHP でも自分でスクリプト書けるなら、なんとか
なるでしょう。
他人が作ったスクリプトでも、デバッグモードに変更して
エラーの原因を調べて、それぞれのエラーに適切に
対処できるでしょう。
でも、私には、そんな力はありません。私にできることは
誰かが、ある問題をどのように解決したかについて書いた
記事を見つけてくることができるってことだけです。
どこを探しても、記事そのものがなければ手も足も
出ないのです。
もうひとつ、大きな問題があります。SNS の普及や
スマホの普及で昔ながらの掲示板自体が絶滅危惧種に
なってしまっていることです。
掲示板スクリプトの需要そのものが、ほぼ、ゼロに
なっています。今回、十二個か十三個の掲示板を
インストールしてみたと書きました。それって数ある中の
十二個か十三個ではなく、探し当てることができた
掲示板の総数が、そのくらいの数だったということです。
というのは、掲示板スクリプトの作成がさかんだったのは
せいぜい、2012 ~ 2013 年あたりまでだったようで、
たとえば、Vector には、「掲示板・BBS」として
96本が掲載されていますが、その中で、CentOS 7 が
リリースされた 2014 年以降に制作されたものは、
わずかに7本です。(CentOS 8 以降は、2本)。
掲示板に限らず、CGI スクリプトを作成発表していた
サイトが、次々と閉鎖されてきています。それよりも
何よりも「サイト」そのものが、レッドリストに
載っているのかも。
やがて、このドコライフのようなブログというものも
消滅していくのでしょうね。スマホの画面に収まりきらない
コンテンツは、密林の最奥部だとか、標高 5,000 m 以上の
高地だとか、南極大陸の中央部あたりにしか生息できなく
なるのでしょうね。