昨日、木箱の後ろにあってコロコンローラを据え、レールを支える台の天板を
9mm 厚の合板を使って作成しました。この天板を支える柱として、103mm の
長さの柱が2本、102mm のものが2本必要です。ところが、この柱の材料である
柱材1も柱材2も 205mm しかなくて、ノコ刃の厚みぶんだけ不足して、この
二つの柱材から4本の柱を作成することができません。そこで、天板を 12mm 厚に
変更して、100mm 2本、99mm 2本を作りました。
柱4本と 12mm 天板ができました。ん?柱4本の横の木片は何?なんと!柱材の長さは、
205mm ではなくて、250mm でした。ガッピーン。9mm 厚のままで良かったんじゃん。
次の工程に進む前にカンナ仕事がひとつ必要になりました。コロコンローラ台の下に
空間ができるので、将来そこに引き出しを作ろうと思い立ちました。そのためには、
引き出しの前板の厚みを決めておかねばなりません。その前板材のカンナ掛けです。
ところで、このカンナ台ですが、木箱と同じ高さの馬の上半分です。木工作業をしていると
こうした作業台や補助具をありあわせの材料で作る場面がよく出てきます。また、今回のように
カンナ台を馬の一部として使うといった転用も、よくあります。また、こうした補助具などを
作るための材料として、一定の量の端材などを捨てずにキープしてます。
さて、今日作った部品を並べてみました。
が~ん!寸法を間違っている!
本来なら、A や B の寸法はゼロでなければなりません。
明日、木箱とレール、コロコンローラなどを1Fに降ろして、じっくりと寸法の割り出しを
やり直します。今日の作業で役に立ったのは、カンナ掛けの部分だけで、あとの95%は、
ムダな作業となってしまいました。寸法を間違えた木片などは、いつの日にか補助具の
材料として役に立つことがあるのでしょうか……