暗愚なメルカリ(08)

投稿者: | 2025年2月22日

昨日、岡山西税務署に赴き、メルカリのあやしいショップについて

資料を示しながら説明して来ました。税務署なら、警察に比べると

迅速な対応をしてもらえるのではないかと期待したからです。

MGSマーケットに加え、 ナツメマート 、 ドリエムCorp 、さらには

Umibose 、買取王子の5つのショップについて、各社の異常な取引内容と

巨額な売上高、出品日と取引日が、それぞれ集中していることなど

なんらかの不正に関わっている疑惑を伝えたのです。

いずれも、一般的な市場価格に比べて明らかに高額で取引されてる例が

多いこと。その傾向が著しい同一価格商品が集中して存在すること。

買取王子を除くとマンションの一室、個人住宅、へんぴな別荘に

法人登記されていて、中でも、MGSマーケットは他人の住所を勝手に

使用したペーパーカンパニーであることが強く疑われることなどを

順に説明しました。

統括国税調査官が応対してくれて、きちんと私の話を聞いていただきました。

へんぴな別荘とは、

山裾に建てられていて、その入り口道路は

危険、入るな状態の、とてもじゃないけど大量の商品を出荷できるような

道路を持たない物件でした。Google ストリートビューの撮影車も入れなかったようで

俯瞰した画像しか得られませんでした。

買取王子= 株式会社ティーバイティー は、 HOLIS株式会社 傘下の中核企業のようです。

少なくとも、2023年くらいまでは(苦しいながらも?)(ちょっと変わった?)まともな

会社だったようですが、他の4ショップと同様に昨年の10月から12月にかけて

大量のあやしい商品を出品し、今年になって、それぞれのショップで5,000点を

超える取引をメルカリ上で行っています。各社の取引額上位5,000点の計は

買取王子    1億7千6百80万円
Umibose   21億5千3百60万円
MGSマーケット  1億8千2百90万円
ナツメマート 49億6千2百80万円
ドリエムCorp 53億7千9百30万円

となっていて、総計は128億5千5百40万円という異常なものです。

さすがに、この内容となると、統括国税調査官も違法薬物の取引かマネーロンダリングなど

犯罪行為が強く疑われることに同意してくれました。

もちろん、私のほうには国税調査がどのようになったかのフィードバックが行われることは

ありませんが、私としては先日のニュースにあった東京国税局が香港ゲーム会社の

消費税脱税に対して18億円の追徴課税をし、電撃的に国内の資産の差し押さえを

行ったように、すみやかに対応していただけるものと期待しています。

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