端的に言えば各家庭から出た災害ゴミを依頼者の代理として
災害ごみの仮置場まで運搬して捨てるというのが主となります。
付随作業としては、倒れた家具を起こしたり、割れたガラスを
片づけたり、依頼主ごとに、さまざまな要望が出て、そのつど
判断しながらどうするかを決めていきます。判断がむつかしいものは
ボラセンに電話して指示を仰ぎます。
最初に伺った先での依頼は、擬石でこしらえた塀が倒れたので、
処分して欲しいという依頼。大谷石のように見えるけどコンクリート
ブロックを積み上げて作った塀が10mぶんくらい倒れたようです。
捨てる石はきちんと集めてありました。この石が、めっちゃ重くて
半分に割れたものでも半端ない重さです。しかも、雪が少し地面に
残っていて半ぬかるみ状態。Gパンが泥だらけ。
次は、家具が数棹。全部たたきツブしてスチール棚などと一緒に
廃棄しました。青森に住んでいるという息子家族が帰ってきてくれて
片づけてくれたそうで、廃棄する物は納屋にキチンと整理されていました。
初日は、この2件だけで終わりました。
次の日は,4件。
最初は、倒れた家具で散乱した2階の片付けと、ガラスが散ってしまった
1階の片づけ。2件目と3件目は、よく思い出せなくて、4件目は少し
山がかったところにあるお宅。屋根瓦の片付けと壊れたTVが2台と
冷蔵庫が1台。この冷蔵庫は敷地の向かい側にある空き地の隅に
放棄されていたもので、扉は簡単に外れますし、コンプレッサーは
へその緒をつけた赤ん坊のように冷蔵庫の残骸とコードで結ばれて
いました。明らかに何年も野ざらしにしていたもので便乗廃棄に
間違いありません。TVもどちらもブラウン管だし、これも便乗疑いなし。
でも、ボランティアは、だまって引き取り、廃棄します。
さて、そろそろ寝なきゃ。今日は買い出しに行ったりしたわりには、
早めの夕食となって、余裕があるかなーとNHK+でドラマを
2本見たら時間が足らなくなりました。車外は水を含んだ重い雪が
ボタボタと降っています。おやすみなさい。