旅から帰って、最初の筋トレに出かけようとゴンパチのロックを外そうと
リモコンキーを操作してもウンともスンとも言いません。
キーを鍵穴に差込んで解錠すると(こういう行為自体をずいぶんと長く
やってませんねぇ)ルームランプがボヤーっと、暗く点いてはいました。
エンジンは、当然ですが、まったくかかりません。静寂そのものです。
旅に出ていた十日間ほどと、その前後はゴンパチを動かしていませんから
半月程度は充電していない状態であったと推定できます。しかし、その程度で
カチッとも音がしない状態まで放電してしまうというのは異常です。
このバッテリーに交換したのは今年の2月で、やっぱり初期不良を疑ってしまいます。
翌日、バッテリーを取り外してトヨペットに持ち込んで状況を説明しました。
工場で丸一日充電したものと、もし、エンジンがかからなかった時のために
代替えのバッテリーを持ってトヨペットの人がバッテリーを取り付けに来てくれました。
エンジンはかかりましたが、バッテリーの比重計は「良好」を示す緑のランプは
点灯しませんでした。
通常、車のバッテリーは一ヶ月程度走行しなくても何とかエンジンをかけることが
できるものです。かからなくても、ウンともスンとも状態ではなくてセルモーターは
回るけどエンジンは始動しないとか、せめて「ググッ」くらいの音はします。
現に 2016年の北海道旅行のときには、7/10~8/22 の 40日間ほどゴンパチは
誰も乗らないまま、じっとお留守番をしていたわけで、そのときだって、ちゃんと
エンジンはかかりました。
バッテリーの内部異常を疑う私は、トヨペットからバッテリーが届いても
11日間ゴンパチに乗らず、お出かけにはジンちゃんを使って状況を再現して
みました。再現テストを終了させたのは、翌々日には、4人でお出かけしなければ
ならない予定があったためです。ツーシーターのジンちゃんでは4人乗ることが
できませんからね。
結果は、旅のあとと、まったく同じ状態でルームランプが、うすボンヤリと点灯するだけ
でした。トヨペットに連絡して翌日、バッテリーを私がハズして持ち込みました。
トヨペットは、すでに交換用の新しいバッテリーを発注して用意してくれていました。
なぜか、旅のあとテスターの所在がわからなくなっていったので不良品のバッテリーの
電圧を測ってもらいました。6.5V程度しかなかったようです。日曜日だったので
クレーム処理は翌日になるのに先渡しで交換してくれたようです。ありがとう。
車のバッテリー上がりは珍しくありませんが、いまどき1年も経たずに使えなくなってしまう初期不良に当たるのは、宝くじの一等賞に当たるくらい珍しいのではないでしょうか。
一等賞ですか。なるほど。私は、ACDelco とは、相性が良くなくて避けてたことも
ありましたが、なぜか、トヨタが ACDelco を正式採用したのはいつだったかなあ。
ジンちゃんのサブバッテリーも、ACDelco を選んじゃったし。連続で一等賞を
取ることがないように祈っておきます。