Monthly Archives: 7月 2023

VIVANT

いやあ!面白い!

全裸監督のシーズン 1 をはるかに超える面白さ。さすがに 半沢直樹、ルーズヴェルト・ゲーム 、

下町ロケット、ドラゴン桜などなどヒット作を世に送り出した 福澤克雄 率いるTBS日曜劇場チームが

やってくれました。福澤克雄って、学生時代には有名なラグビー選手だったのね。 ノーサイド・ゲームも

面白かったもんなあ。

日本のドラマがハリウッドを超えた!とホンキで思っています。スケールが、とにかくスゴイ!

モンゴルで2ヶ月半にわたる長期ロケを行い、島根でも、いろいろロケを行ったとか……

俳優陣もスゴイ。堺雅人に阿部寛はTBS日曜劇場チームの二本柱としても、 二階堂ふみ に

役所広司 にと、ニノ以外は芸達者揃い。 ドラムのスマホの音声翻訳の声役の林原めぐみ も

サイコーにイイ!ドラムというのは、野崎(阿部寛)の協力者の ↓↓↓ の人

富田望生に似てるけど男性です。バク転もできます。モンゴル人に見えますが

日本人です。神戸出身です。

日本語を聞き取って理解することはできるけど話すことができないためスマホの

アプリを使ってしゃべる。その声が林原めぐみ というわけで、あまりにカワイイ声で

毎回笑ってしまいます。

製作費とか超豪華俳優陣だとかでハリウッドを超えることは難しいのですが、荒唐無稽な

話も、つじつま合わせがキチンとできてないと単なるホラ話になってしまうのです。

ハリウッド映画は、そのあたりへの気づかいが足りていない映画がケッコー多くて

それにツッコミを入れていると映画の世界に没入できなくなったりするのです。

その点、VIVANT は、実に細やかに、つじつまを合わせてくれるし伏線の張り方が

巧みで回収の方法もあざやかです。

それに、警察のバリケードを突破するための装甲ダンプカー!美術さんが、いい仕事をしてます。

こういう、うれしくなるような仕掛けを随所に巡らしてくれています。

↑↑↑ は、丸菱商事の専務室なのかな?アミダクジを横にしたようなバックパネルが秀逸で

これまた、美術さんの仕事でしょうか。バルカ共和国の寺院内の便所も便槽内の糞も、

とても、よくできていて、それらがリアリティを産むと同時に物語内の世界にグイグイと

視る者を引っ張り込んでくれるわけです。

この記事を映画カテゴリーに入れたのは、TVドラマの枠をはるかに超えてハリウッド映画さえも

凌駕しそうな作品だからです。この作品を観て思ったのですが、映画の場合、シリーズ化とか

前後編に分けない限り、2時間半とか、せいぜい3時間までといった上映時間の制限がありますが、

VIVANT の場合、初回が 108分。第2回も[25分拡大]なので、このシーズンで終わるにしても

10時間を超える作品となりそうです。もっとも、コマーシャルに使われる時間を差し引かねば

ならないのですが、10週続くかもしれないし、最終回拡大もあるかもしれず、いずれにしても

実質的にも10時間を超える可能性は残ります。

しかし、世界は広いというか、これまでの最長上映時間は、 「Logistics」(2012)の857時間。

第二位は、 「アンビアンス」(2020) の720時間。第三位以下は、10時間未満となります。

上映時間ランキングで40位が「タイタニック」(1997)3時間16分とのことです。

私は、この40作品のうち、12本は観てますね。観たかどうかあいまいなのが2本。

観ていないけど機会があれば観たいのが2本というところでしょうか。わりと長編好きなのかも?

そういえば、NHKの大河ドラマを欠かさず観てますね。 Game of Thrones も、3回は観てます。

だんだん、話がそれて文脈が見えなくなりましたが、上映時間の制限がゆるやかであれば

多くのことを描ききることができます。とはいえ、長ければ飽きられてしまうリスクもあります。

ところで、VIVANT冒頭の堺雅人が砂漠を彷徨するシーン。鳥取砂丘でロケしてCG合成したものと

思い込んで観ていました。CG技術ハンパねぇ。なんて感心してたんです。番組が終わる頃には

検索でゴビ砂漠でのロケとわかったのですが……

ちょっと妥協したが、中難度は通過

昨日作った脚に木工ボンドを塗って

2個ともビス留めしました。

さっそく水準器をあててみると横方向と

右は、バッチリでしたが、

左は、いけません。

さっそく、取りつけた脚を引っぺがして、手を尽くしましたがどうにもならず……

左は ↑↑↑ くらい。

右は ↑↑↑ くらいで妥協することにしました。横方向は、バッチリです。

二本脚だけではなく、小さな尾っぽを追加することで、それぞれの微妙な工作誤差が

あっても、安定するようになります。尾っぽは薄いのでビス留めすると割れてしまうに

違いなく木工ボンドだけで留めました。

根気がいる中難度作業が続く

↑↑↑ の脚と

↑↑↑ の脚を作りました。

「後」と書いたもの以外は発泡スチロールのも含めて、すべて試作品。

切断自体はスライド丸ノコを使うのでラクだし、水平方向は墨に合わせるだけで

済むのですが、垂直方向の角度を割り出すのが分度器を使っても難しいのです。

最終的に 12° という角度にたどりつくまでの道のりが試作品の数々でした。

今日から中難度工程に突入

野地板ができたので、次は瓦(板瓦)を作って屋根を葺くというのが順当な工程なんですが

その前に、最重要かつ最高難度の屋根を取りつけるためのステーをリヤスポイラーに

設置するという工程の見通しを立てないことにはモバイルシンク搭載が実現しません。

そこで、見通しが立っている板瓦葺きは後回しにして屋根取りつけステーの設置に

取りかかることにします。まずは、ステーの取付位置の確定から。

ステーの取付位置を記入するために、今まで貼っていたマスキングテープを剥がして

新たに貼り直しました。この作業の難易度は、ほぼ、ゼロですが

昨日までに作成した屋根の枠には重要な部品がひとつ足りていなくて

↑↑↑ の横棒を一本加えておかないと野地板で屋根枠を支えることになるし、

横棒の取付位置によって ① と ② の部材が、まっすぐ並ぶように調整する

設計なので、これがないと ① と ② は、一点鎖線のように直線ではなく

折れ曲がってしまいます。この条件を満たすように横棒を取りつける工作が

意外や意外、中難度の工作なのです。

まずは、破風板に横棒を取りつけるため下穴を開けなくてはなりません。ドリルスタンドが

使えるなら簡単ですが手持ち状態で垂直にドリル穴を開けるのって、むつかしいのです。

背景が雑然としていて、とても見にくいのですが、横棒を取りつけるべき

位置を割り出したら下穴を左右それぞれ二つずつ計4個の穴を開けます。

破風板の下穴を頼りに横棒に追い下穴を開けます。75mm の長さのビスを4本

打っていくわけですが、かなり神経を使いながら慎重に工作を進めねばなりません。

ことを急いたら横棒が割れたりするリスクがあるからです。

横棒を取りつける前に割り出したステーの位置は、取付後、3mm ほど修正しなければ

なりませんでした。

真上から見た状態での位置が定まったら水平がでるように調整していきます。

つまり、平面図が決まったら、どの方向からみた立面図も水平が出るように

調整していくということですが、このあたりの作業をおろそかにすると、スポイラーに

穴を開けたあとで、思ったようにならない!しまった!……と嘆くことになります。

しかし、この作業、無限に続くか?という調整をやりとげる根気が必要で難易度も

決して低いものではありません。

野地板

なんだかタイトルが屋根メンテナンスをやってた頃のようです。春の陣を行うつもりが

天候不順というか、いつまでも肌寒くて屋外作業をやる気になれませんでした。

で、気がついたら梅雨に入って、その梅雨は、いまだにあけません。しかし、気温だけは

しっかりと急上昇。これじゃ、さすがに屋外はムリ。ジンちゃんのお世話も塗装工程を

まじえながら行いたいのですが、涼しくならなければ、これもムリです。

野地板を作ったのですが、左辺が右辺より 7mm 長いのです。

気になるので、もう一度、野地板がない状態で仮置きしてみました。

開いた状態。

閉じた状態。

真後ろから見た開いた状態。

……と、いずれの状態においても違和感がないので、おそらく破風の左右の長さが違うことで

たとえば、リヤスポイラーの形状による前後の傾きなどに合わせたようになる……というような

理由でフィット感が得られるじゃないかと勝手に思ってコトを進めようと思っています。

鼻隠し

この板を使うことに決定。

少しだけマージンを取って板を切断して、26° の角度で端を落とします。

反対側の端も、26° の角度で落として破風にあてがってみます。

細かい話ですが、右側破風に合わせて直角ではなく、3° ほど斜めにカットしています。

左側も同様です。鼻隠しの取付が完了しました。

破風板まで組立て完了

↑↑↑ も、ジグソーの刃が逃げたため角度が変わってしまったのでノミで

修正しているところ。

いよいよ、組立て開始。

穴開けも、けっこー気を使います。

2mm ほど長さ調整したおかげで、エポキシパテの断面を見ることが

できました。なかなかのできばえ(自画自賛)

ビスを打つ前に追い穴開けというか、相手側の部材にまで届く下穴を開けます。

これをやっておけば、組立て時に起きるズレを最小限に抑えることができるはず。

左の破風は固定されていませんが、右の破風を固定したので位置出しの精度があがります。

右破風の長さを決定。

切断。これで後戻りできなくなりました。

左破風の長さも決定して左右とも組立て完了。次は鼻隠し。

知能テスト

きっかけは、 ケーキの切れない非行少年たち という NHK のドキュメンタリードラマを視て

「境界知能」の人々が直面する困難、特に非行にいたる少年達の困難について

知ったことでした。

↑↑↑ は、非行少年が丸いケーキを「三等分」、「五等分」の例です。

ドラマの内容は、NHK の番組紹介ページから引用すると

都内の女子高生が人知れず赤ちゃんを産み、捨てた。
女子少年院に勤務する精神科医が、少女のある特徴を発見する。
「ケーキを3等分できない」
認知機能の弱さが引き起こす悲しみの連鎖。
衝撃の事件から1年、少年院を出た彼女は小さな命と向き合おうと決意する。
シリーズ累計150万部のベストセラーをドラマ化。
いま社会が向き合うべき“見えない問題”を、ドキュメンタリーを交えて描く。

小平恵17歳。都内の公立高校に通う、普通の女の子です。でも、恵はどんなに頑張っても
勉強ができず、「やる気がない」と言われてしまいます。実は、恵のIQは76。
知的障害(IQ70未満)ではないものの、平均値には及ばない“境界知能”に該当します。
境界知能を持つ人たちは、統計的に全人口の14%いるとされ、35人のクラスに5人はいる計算です。
恵はその事実を誰からも気づかれず、平均的な知能の人たちと同じ土俵で勝負させられ、
社会から取り残されてきたのです。
そして、ある過ちから子どもを身籠り、その結果、生まれてきた赤子を・・・。
これはフィクションではなく、現実に起きた悲劇を元にした物語です。

原作は、児童精神科医として精神科病院や医療少年院に勤務してきた宮口幸治氏。
自身の経験を元に描かれた「ケーキの切れない非行少年たち」はシリーズ累計150万部の
ベストセラーになっています。今回この作品を初めてドラマ化。
少年院のドキュメンタリー取材なども交えお届けします。

中身の濃いドラマで、そういえば、学校でも職場でも社会でも、境界知能ではなくても

グレーゾーンにいるのかなという人達と交差することはあったわけで、なるほど、

そうだったのかと合点がいくところもありました。

ん?ところで、現時点での私の IQ は、いくらぐらいなんだろうと興味が湧いてきて

ググったら、こんなページがありました。

何も考えずにテストを受けてみると結果を知るためには 1,900 円だったかな?

かかるというので 「えーっ!有料なの?」と放置しておきました。

すると、翌日もメールが来て、さらに翌々日届いたメールには

スペシャルオファ
IQテスト結果を50%OFFで入手!
自分の本当の知能レベルが気になりませんか?今なら50%OFFでIQテスト結果が手に入ります!

とあったもので、オチました。もっと放っとけば 70%OFF くらいにはなったかも?

認定証です。
certificate-2635442-1.pdf

こちらは、レポート
report-2635442-1.pdf

子どもの時に受けて以来、2度目の知能テストです。2ポイント下がりました。

子どもの時には、近所に住んでる Y君がトップで 140 私は2位でした。

Y君は現役でスイスイ東大に行き有名国立大の教授になりました。私は、

京大に、900点満点2点差で落ちて、サラリーマン生活の最後は窓際の外で

窓枠にブラ下がって定年まで勤めました。まあ、そういうことです。

両破風そろい踏み

左破風板の台紙ができました。

長い板から切り出して

破風板の後端はスライド丸ノコで切断したままでいいのですが、前端は、ちょっと複雑な

形状になるため、ジグソーで切り出します。しかし、ジグソーの特性なんですが刃が逃げて

垂直に切断できてない箇所があったのでノミで修正しました。

左破風です。電動丸ノコ用の補助ローラーは2F作業場に戻したのでダブルキャストの

電動カンナが重しの役をします。

右破風板のショットを再び。

少し上方向から撮ると ↑↑↑ んな感じになります。左右の破風板の長さが

違いますが、どちらも、鼻隠しの位置が決まれば後端を切り落とすことになります。

ところで鼻隠しは、両側の破風の後端を結ぶような形になります。ケラバは、上の図だと

ちょっとわかりにくいかも知れませんが屋根部分と破風が交差するところから雨風が

侵入するのを防ぐために設置するものです。ルーフィングシートで代用しようかなと

今のところ考えています。

エポキシパテを使ってみた

なけなしの気力を振り絞って、せっせと台紙作り。

台紙を元に破風板を加工。

↑↑↑んなふうに収めるつもり。上に載ってるのは卓上電動丸ノコ用の補助ローラーです。

長い板を切断するときに反対側の端っこを支えてくれるという力持ちです。

今日は積み木状態の部材を上から重しとして支えてくれてます。

ところで、部材のひとつが工作ミスで点線内の部分が凹んでます。ミスに気づいた時には

私も凹みました。通常なら、こういう場合作り直ししかないのですが、今回は、せっかく、

エポキシパテを買っているので、この凹みを埋めてみようと思います。

まあまあ、思ったふうに埋めることができたつもりです。一部埋めきれてないところが

ありますが点線内の部分ができていれば実用上、問題ないと思っています。

だったら、余分に埋め過ぎじゃない?って考える方もいらっしゃるでしょうけど

混ぜちゃったパテは他に使い道がないので捨てるよりは埋めることに使ったほうが

供養というものじゃないかな。